はじめに
~アレルギーは「体からのサイン」です~

くしゃみ、かゆみ、咳、皮膚の赤み……それはもしかすると、アレルギーのサインかもしれません。
アレルギーは年齢や体質、環境によって発症し、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

当院では、患者さま一人ひとりに合わせた診断と治療で、アレルギーとの上手な付き合い方を一緒に考えていきます。




アトピー性皮膚炎

「毎日の保湿を頑張っているのに治らない」「かゆみで眠れない」そんな悩みはありませんか?


アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎は、乾燥肌と慢性的な皮膚炎を特徴とする疾患で、乳児期から学童期、成人まで幅広く見られます。
睡眠障害や集中力の低下など、生活の質を大きく損なうことがあります。

当院では、スキンケア・外用薬・悪化要因対策の基本治療に加え、TARC(外注検査)による炎症の評価や、難治例にはデュピルマブなどの生物学的製剤の注射治療も行っています。アトピー性皮膚炎の病態や治療についてご理解いただくことが重要なため、パンフレットも用いて丁寧に説明しています。


アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎


まずは丁寧な診察と問診を行います。アレルギー検査(ドロップスクリーン)で悪化要因を推定することも可能です。

とくに乳幼児や思春期は皮膚の状態が不安定な時期。早めの対応が将来的な悪化を防ぎます。

「ただの乾燥」と思わず、専門的な診断を受けてみませんか?



気管支喘息

「夜中や季節の変わり目に咳が出る」「ゼーゼーして苦しそう」こんな症状はありませんか?


気管支喘息

気管支喘息


気管支喘息は、気道の慢性炎症により咳や呼吸困難を繰り返す疾患で、特に夜間・明け方に症状が出やすいのが特徴です。学習や仕事、睡眠にも影響します。

当院では、吸入ステロイド療法・内服薬の適切な導入に加え、呼気一酸化窒素(FeNO)検査で気道炎症の有無を評価し、治療効果の判定にも活用しています。難治例にはデュピルマブなどの生物学的製剤の注射治療も可能です。

悪化要因の推定にはアレルギー検査(ドロップスクリーン)を活用し、生活指導とあわせて発作予防に努めます。

幼児期の喘息様気管支炎や咳喘息との鑑別も重要です。

夜間の咳や息苦しさを感じたら、早めにご相談ください。



アレルギー性鼻炎
 (花粉症・通年性)

「鼻水・くしゃみが止まらない」「鼻づまりで眠れない」そんなお悩みはありませんか?


アレルギー性鼻炎(花粉症・通年性)

アレルギー性鼻炎(花粉症・通年性)


アレルギー性鼻炎は、花粉やダニ・ハウスダストなどに対する反応で起こる慢性疾患です。集中力低下や学業・仕事への影響も見られます。

内服薬、点鼻薬、点眼薬を症状に合わせて処方。アレルゲンの特定にはドロップスクリーンを用います。

花粉症はシーズン前の早めの治療開始が効果的です。

また、スギ・ダニに対する根本治療である舌下免疫療法も当院で開始可能です(※スギの舌下免疫療法は導入時のお薬が入手困難となっているため、事前の確認が必要です。)

「また今年も花粉が…」とお悩みの方は、早期対策で快適な春を迎えましょう。



蕁麻疹(じんましん)

「突然、赤いふくらみが出た」「原因がわからず不安」そんな経験はありませんか?


蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹(じんましん)


蕁麻疹は、皮膚に一時的な膨疹やかゆみが出現する疾患です。ストレスや体調、薬剤など原因は多岐にわたります。症状が繰り返す場合はアレルギー検査(ドロップスクリーン)で原因を探ることも可能です。

抗ヒスタミン薬による内服治療が基本です。原因不明の慢性蕁麻疹にはデュピルマブなどの生物学的製剤の注射治療も行っています。

慢性蕁麻疹では、日常生活の記録と体調変化の把握が治療の鍵となります。

多くは一過性ですが、慢性化する場合もあります。

原因不明の皮疹でお悩みなら、ぜひご相談ください。



食物アレルギー

「食後にじんましんや咳が出た」「子どもに何を食べさせていいかわからない」そんな不安はありませんか?


食物アレルギー

食物アレルギー


乳幼児に多い食物アレルギーは、重篤な場合アナフィラキシーショックを引き起こすこともあり、保護者の不安は尽きません。

ドロップスクリーンによるアレルギー検査を行い、原因食材の可能性を探ります。

※ アナフィラキシーのリスクを考慮し、当院では経口負荷試験や経口免疫療法は実施しておりません。必要な場合は、連携医療機関(病院)へご紹介いたします。


乳・卵・小麦アレルギーは成長とともに改善することも。過度な除去は慎重に。

自己判断による食事制限は危険です。医師の診断を受けましょう。



薬物アレルギー

「薬を飲んだらじんましんが出た」「どの薬が原因かわからない」そんなことはありませんか?


薬物アレルギー

薬物アレルギー


薬物アレルギーは抗生物質や鎮痛薬などに起こることがあり、重篤な場合は呼吸困難やショックを伴うこともあります。

問診とリンパ球刺激試験(DLST)などの検査を組み合わせて、リスク評価を行います。

服薬履歴が不明でも、状況を詳しく伺いながら診断を進めます。

薬物アレルギーは二度目の投与時に強く出ることがあります。初回の症状を見逃さないことが大切です。

「薬に不安がある」と感じたら、事前に医師にご相談ください。



まとめ
~ 正しい診断と治療で、
アレルギーと前向きに向き合う ~

アレルギー疾患は、「うまく付き合えば日常生活の支障を減らすことができる」疾患です。
正確な診断と、その人に合った治療・生活改善によって、お子さまの笑顔やご家族の安心を取り戻すことができます。

当院では、ガイドラインに基づいた診療と、親身なサポート体制で皆さまをお迎えしています。
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。


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